夏のような暑さから一転、気温ぐっと↓ 鹿児島で9度…今季一番の冷え込み 焼きいもに行列
南日本放送
5日までの夏のような暑さから一転、6日の県内は、各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。冷え込みは7日、さらに強まりそうです。 6日朝、伊佐市の曽木の滝です。水温がまわりの気温を上回って霧が発生し、幻想的な景色が広がっていました。伊佐市の6日朝の最低気温は9度と、今シーズン初めて10度を下回りました。 稲刈りが終わった田んぼでは、大陸から飛来したとみられるマナヅルが羽を休める姿も見られました。 6日の県内は上空にこの冬一番の寒気が流れ込んだ影響で各地で冷え込み、さつま町柏原で8.9度、霧島市溝辺で10.9度、鹿児島市でも14.7度を観測。 県内33の観測地点のうち22地点で、今シーズン最低となりました。 伊佐市の曽木小学校では、子どもたちが寒さに負けず、元気に登校していました。 (曽木小学校の児童) 「手が冷たくて痛い」 Q.これからまだ寒くなるが? 「朝起きられなくなる」 鹿児島市でも…。 (記者)「日差しのぬくもりはあるが、日陰で風が吹くと、空気が冷たく、寒く感じる」 鹿児島市では日中、冷たい北風が時折吹き、最高気温は22.2度と、この時期らしい気温となりました。 そんな中、街で行列ができていたのは、焼き芋店です。 (山形屋 加藤智美さん)「けさ急に寒くなったし、忙しさも増している。あつあつホクホクのおいしいお芋を用意している」 6日は、焼き上がりを待つ客が普段より2割ほど多かったということで、8台ある焼き機をフル稼働していました。 (種子島から)「温かい芋がほくほくしておいしいなと思う。孫に今から会うのでお土産」 (鹿児島市から)「寒くなってきたので家で温まりながら食べたいと思う」 7日の県内は6日朝よりもさらに気温が下がる見込みで、最低気温は、伊佐市大口で3度、薩摩川内市で7度、鹿児島市は13度の予想です。
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