王者シナ・カリミアンが計量、そして会見で挑発続けるもリュウ・ツァーは「完膚なきまでに叩きのめす」とさらり【K-1】
「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が3月19日、都内で開催された。 「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」で対戦するシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)は89.6kg、挑戦者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)は89.9kgでそれぞれ規定体重をクリアした。 計量の際のフェイストゥフェイスでは、ともにギリギリまで顔を近づけにらみ合い、最後はカリミアンがツァーの胸を突いて関係者が割って入った。 会見でもカリミアンは「この試合のためにマイクスジムでいい練習をしてきた。明日はそこに座っているピエロを壊したいと思っている。(計量では)彼と向き合った時に怖がっていると感じた」と挑発。 これにツァーは「自分が怖がっているように見えたという発言があったが、自分からしたらお笑いなこと。笑ってしまう。自分の目の中には恐怖で震えるシナ選手が見えていた。今回の試合のために十分な練習をしてきた。試合には絶対の自信を持っている。タイトル戦なので倒すつもりで試合をする。シナ選手は2番戦が好きですよね。“リベンジしたい”という試合が多いと思うが、明日の試合は私が完膚なきまでに叩きのめして、二度と試合をしたいと思わないようにしたいと思っている」とカリミアンが愛鷹亮、K-Jeeに初戦では敗れていることに触れて、静かに挑発。カリミアンは「口では何とでも言える」と返すしかなかった。
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