ABCテレビ

　列車の窓から顔を出して安全確認をしていた車掌の女性２人に、駅のホームからつばやアルコール飲料を吐きかけたとして、４３歳の会社員の男が逮捕されました。 　暴行の疑いで逮捕された、大阪府岸和田市に住む会社員の林一也容疑者（４３）は２月２日午後９時半ごろ、ＪＲ阪和線の和泉府中駅のホームで、発車する列車の車掌室の窓から顔を出して指差し確認をしていた車掌の女性（３０）に、つばを吐きかけた疑いが持たれています。 　林容疑者は当時、酒を飲んだ状態でした。 　警察によりますと、３日後の５日夜にも同じ駅のホームで、窓から顔を出して安全確認をしていた別の車掌の女性（３１）に、口に含んでいたアルコール飲料を吐きかけた疑いがあるということです。 　林容疑者は警察の調べに対し「つばを吐いたことは思い出したが、５日のことは覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。 　警察は詳しい動機などを調べています。