【J1順位表】神戸が逆転勝利で首位浮上 横浜FMは今季初の連敗 残留争いの柏は5戦無敗で16位浮上
サッカー明治安田生命J1リーグ第26節の9試合が2日、3日に開催されました。 横浜FMが敗れ、神戸が勝利したため首位交代。神戸が勝ち点2差をつけて首位に立ちました。また3位名古屋は首位が遠のく痛い引き分け、3位名古屋から6位鹿島までの勝ち点差は3となっています。J1残留争いでは柏が勝利し16位浮上。J2降格圏の最下位湘南と17位横浜FCの勝ち点差は4です。
札幌4-0G大阪(札幌ドーム)
◆得点者【札幌】スパチョーク2、キム・ゴンヒ、浅野雄也 9試合勝利なし(4分5敗)となっていた札幌は、ホームでG大阪を圧倒。前半13分、スパチョーク選手がペナルティエリア外から意表を突くミドルシュート。狙い澄ましたボールはサイドネットを揺らし先制ゴール。スパチョーク選手はさらに後半14分、味方シュートのこぼれ球を押し込み追加点。終了間際にも2得点を奪った札幌は10試合ぶりの勝利を飾りました。一方のG大阪は今季最多タイの4失点となっています。
新潟1-1浦和(デンカビッグスワンスタジアム)
◆得点者【新潟】小見洋太【浦和】アレクサンダー・ショルツ 首位横浜FMを勝ち点6差で追いかける浦和は、前半38分相手のハンドで獲得したPKをアレクサンダー・ショルツ選手がしっかり決めて先制。しかし後半36分、新潟に攻め込まれる浦和。松田詠太郎選手に右サイドからカットインで切り込まれるとラストパスに21歳小見洋太選手がJ1初ゴール。浦和は勝利を挙げられず、勝ち点1獲得にとどまりました。
名古屋1-1横浜FC(豊田スタジアム)
◆得点者【名古屋】稲垣祥【横浜FC】高井和馬 今季リーグ戦ホームの豊田スタジアムでは7勝5分けと無敗の3位名古屋。前半22分、左サイド森島司選手と永井謙佑選手の連係からゴール中央でチャンスを作ると、稲垣祥選手から和泉竜司選手へ展開。グラウンダーのクロスは相手守備に止められますが、稲垣選手が押し込み先制点を奪います。このままリードを守り切りたい名古屋でしたが、後半41分にピンチ。右サイドから横浜FC・近藤友喜選手がアウトサイドでクロス。マルセロ・ヒアン選手のヘディングはポストに当たるも、高井和馬選手に押し込まれ失点。名古屋は悔しい引き分け、一方J1残留を争う横浜FCは、前節首位横浜の勝利に続き、上位チームから勝ち点を獲得しています。