大谷翔平「50-50」記念品が日米大フィーバー「トレカはオオタニ史上最多を4倍更新」「約4万円ボックスが即完売。“マイアミの土”も1万5000円」
大谷関連トレカで自己新となる65万枚超
次に情報として入ってきたのが、Topps社のトレーディングカードである。 通常は達成した翌日に24時間限定で発売される「TOPPS NOW」という商品だが、達成からわずか1時間で販売開始された。 しかも今回は、購入者の中から1枚限定で直筆サインが当たる可能性があるという(厳密に言うとアメリカの法律により日本居住者に当選者が出るのか現時点では不明)。筆者としてはこのお祭りに乗らない理由はなく、即購入した。 数日後、公式から発表されたこのカードの発行枚数はなんと65万3737枚で、これは大谷関連カードで従来の記録である「40-40」達成時の15万6658枚を約4倍上回る驚愕の枚数となった。同時に「TOPPS NOW」シリーズとしても史上最多になった模様だ。筆者はごく少数しか買っていないこともあり、サインカードやシリアルカードが届く可能性は限りなく低いと思っているが、奇跡を信じて待ちたい。
約4万円のトレカボックスも“即完売”
そして達成からしばらく経過した先日のこと。 「2024 Topps 50/50: Shohei Ohtani -10- Pack Box」 というトレカボックス商品がアメリカ、日本それぞれの公式サイト限定で発売された。アメリカで239.99ドル、日本で3万9600円と高額だが、アメリカでは販売開始から約12時間、後出しとなった日本でも約24時間で完売になった。なお日本サイトでの発売は事前告知されていなかったこともあり、アメリカのサイトから購入した日本の方も多いようにも感じる。 公表こそされていないが、日米で5万箱は販売されていると推測される。こちらは今年の年末に届くプロダクトで“クリスマスプレゼント”として話題になること必至だ。
50-50達成日「マイアミの土」は1万5000円
もちろん、黙っていないのはMLB公式ショップもだ。 サイトを覗いてみると、50-50記念Tシャツ・記念ボール・記念額・アクリルスタンドなど30種類以上の商品が並んでいた。中には筆者好みの「当日採取されたダート(土)入りクリスタルボール」なる商品も販売されていた。99.99ドル(=約1万5000円)となかなかの値段なので筆者としても迷うところだが、結局購入してしまう未来が見えている。 さて、筆者はスポーツメモラビリアの中でも「実使用品」を中心に収集しているコレクターだが、今回の50/50関連品の入手は諦めている。それはなぜかというと――50号のホームランボールを巡る騒動などが象徴している。<つづく>
(「メジャーリーグPRESS」Aki = 文)
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