阪神2軍11安打も得点つながらず2連敗 豊田今季初4安打に和田2軍監督「非常にいい状態」 佐藤輝は7戦連続安打
「ウエスタン、広島6-4阪神」(5日、由宇球場) 阪神は11安打と2桁安打で猛攻したが得点につながらず2連敗した。 【写真】和田2軍監督絶賛の豊田 今季初4安打 先発の秋山は初回と五回に広島打線に捕まり、1被弾を含む5回7安打4失点と粘りきれなかった。 打線は豊田が今季初の4安打と大暴れした。野口も今季5度目の3安打で躍動。佐藤輝は15試合連続の「4番・三塁」で7試合連続安打とした。初回1死一、三塁から適時二塁打とし、八回にも2死一、二塁から中前へ適時打を放ってマルチ安打をマークした。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -豊田が今季初4安打。 「まあまあ、昨日からっていうか、ずっと状態はいい。それがそのまま出た試合だったと思うし、内容がいいよね、やっぱね。凡打の内容も上がってきてるし。状態自体もいいんだけど、安定した数字はずっと残してるし、 チャンスでもしっかり返す打撃もできてるんで。状態自体はね、今非常にいい状態じゃないかな」 -1軍で早く声がかかれば。 「かかればというか、かかるようにもっともっとアピールし続けるってね。もうそれが大事だよね」 -野口も3安打。打率3割近くを維持している。 「そこまで状態は良くないんだよな。状態が悪くてもヒットにできるっていう技術を持ってるっていうところかな。まだちょっと打球が上がらないから、本来の野口の持ち味っていうところ。長打力っていう、そこら辺が出てくるともうちょっと変わってくると思うんだけどね」 -本来の、という意味ではもの足りない。 「うん、ちょっと左にいく打球がまだ上がってこないからね」 -連日になるが佐藤輝は7試合連続安打。 「まあまあ打つ方は、これぐらい打つべき、打てる選手だと思うんで。続いてることはいいことだと思うし。で、やっぱりバッティングの状態も安定していい状態が続いてる中で、非常に守備も集中力を持ってできてるんでね。反応もちょっとずつでもね、良くなってきてるし。やっぱり来た頃とは少し変化は出てきてるんじゃないかな」 -八回にライナーを好捕した。 「あれは取ってもらわないと困る打球だけど。ピッチャーからしたらね。その反応をやっぱり今まではできてなかったから。それが普通にできるようになってきてるというとこだよね。あれを大ファインプレーみたいに…(言うのは違う。)あれを普通にできる、ということだよね」 -最近、鈴木も調子が上がってきてる。 「低いレベルで見ると抑えられてるかなという感じはするけど、やっぱりもう少し安定感というかね。ストライク先行できるようになってくると、ベンチで見てても安心して見てられる状態になってくるんだろうけど。結構、安打が出ないっていうの、やっぱ散らばるからね。向こうも絞りづらいっていうね。逆に言うとそれを利用していけばいいし、散らばっても最後にフォアボールが出なければいいんだけど、そこら辺のところがね。まあまあただ、結果が出てるんでその結果を出しながら、状態を上げてく、レベルアップしていく。今ね、鈴木がやるべきことはそういうことだと思うんでね。やっぱり調子の波がある、状態の波がある選手なんでそこら辺のところをもう少しね、幅を狭めてくると力も上がってくるんでね」 -そういう意味でもまだ中継ぎで。 「いやいや、こっちは全員が先発はできないから。うん、やっぱり今頑張ってる選手もいるし、まだね、その次その次っていう、待ってる選手もいるんでね。そこはやっぱり今投げるところで結果を出して、状態を上げて、次先発で使ってみようかって思わせるぐらいのね。それはこっちでもそうだし、1軍でもそうだと思うんでね。やっぱり抑えててもわれわれは内容を見ていくんだよね。結果と内容が伴ってくると、また先発する機会も出てくると思うしね。やっぱりこっちでもある程度、競争した中でね。そういうポジションを勝ち取ってほしい」 -佐藤蓮は2死満塁から登板して抑えた。 「もうかなり安定してきてるし、今まではやっぱり満塁のとこではね、やっぱコントロールっていうところがあったから。なかなか出しづらい投手だったけど、今はもう普通にここで蓮が行ったら抑えられるなっていうね。もう計算できるぐらいの投手になってきてるんでね。やっぱり蓮の場合も、これを続けていくことが大事だと思うんでね。ただやっぱり相当レベルアップして、そういう場面でも出せるぐらいの選手と投手になってきてるんでね。かなり成長してると思うよ」 -ゲラと大山の今後の調整方法は。 「まあまあ、帰ってから。帰ってから。うんうん」 -1軍の方からの要望は。 「まあまあ、それも含めて、帰ってから」