【気象解説】非常に強い台風…まだ警戒を 就寝前の対策は?
日テレNEWS NNN
台風7号の最新の情報、そして就寝前の対策や明日への注意などについて、市村紗弥香気象予報士が解説します。 ◇ 17日台風7号はかなりゆっくりと進んでいて、銚子の東あたりを進んでいます。東の海上を進んでいて、日本から徐々に遠ざかっていくようにも見えますが、強風域は関東地方にかかっています。また、千葉、茨城、福島、宮城には暴風警報が出されています。風が強い状態が続くため、引き続き警戒が必要です。
続いて雨の予報です。台風本体の雨雲は、関東や東北の沿岸にかかっています。ただ台風から離れた外側でも、雨雲が発達する可能性があるので、引き続き雨にも注意が必要です。関東や東北では、引き続き大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒を続けてください。 ──まさに今、最接近中の台風です。これからお休みになる方も多いかと思いますが、寝る前に気をつけたほうがいいことはありますか? 警報が出ている地域の方は、次の点に注意していただければと思います。
●寝ている間に風や土砂崩れで窓ガラスが割れることもあります。寝室は特に、カーテンを閉めるなど対策を万全にしてください。 ●避難時や移動時に割れたガラスを踏まないよう、そばに厚底のスリッパや靴を置いておくと安心です。 ●メガネやスマートフォン、モバイルバッテリーや懐中電灯など、逃げる際に必需品となるものも、枕元などすぐ手の届く場所に置いておくようにしましょう。 ●夜の暗い時間に避難するのは、かえって危険な場合もあります。これからお休みになる方は、川や崖から離れた2階以上の部屋でお休みになるようにしてください。 また、関東では台風が過ぎた17日の日中、日差しが戻り再び体温超えの厳しい暑さが予想されています。熱中症にも警戒をお願いします。 ※詳しくは動画をご覧ください(8月16日放送『news zero』より)