維新・吉村洋文新代表、社会保障制度の改革に意欲「次の世代がしんどいような社会はつくりたくない」
日本維新の会の新代表に選出された吉村洋文大阪府知事(49)が8日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。社会保障制度の改革に力を注いでいくことを強調した。 吉村氏は、実現したい政策の3本柱として「企業・団体献金の禁止」「社会保険料の減額」「高校授業料の無償化(所得制限なし)」と挙げた。 そのうえで「次世代のことを考える政党・維新を目指していますが、この中でも社会保険料です。社会保障、ここは自民党は絶対に切り込まない。企業・団体献金の禁止もそうですけどね。いろんなところから献金を受けている自民じゃできないけれども、これから子供の数は減っていきますから。そうすると、負担は増えていく。給与明細を見てもらったら、実は手取りに影響を与えているのは社会保険料なんです」と指摘。 そして、「これから現役世代が増える社会だったらいいです。例えばアフリカは凄い若い世代が多い。でも日本はそうではない。これは事実として皆さんにちゃんと言わないといけない」とし、「どんどん少子化が進むし、高齢化が進みます。僕もいずれおじいちゃんになります。若い子供の数が減って来る中で、今の制度設計では絶対に持たないし、次の世代にどんどん負担がかかる。次の世代がしんどいような社会はつくりたくない。大事なのは、守るべきは今の社会保障制度ではなく、ちゃんと社会保障や医療を受けられる国民生活を守ること。今の制度を守るというのは僕は違うと思っている。ここは維新として切り込んでいきたい」と強調していた。