橋下徹氏『1月国会が超オモシロイ』 安倍元首相への批判「あれはちょっとまずかったかな」石破首相弱音も “本気の国会”に期待
■党内野党で人気になった石破首相が「こんなにしんどいのか」弱気発言も
去年9月に就任した石破首相はテレビ番組で次のような発言があった。 ・今までやってきた大臣の5倍10倍はしんどいですね(12月28日のテレビ番組にて) ・新聞はほめてくれない、ネットを見たら悲しくなる(12月27日の都内講演会 産経新聞より) (Q.その立場に立たなければ分からない部分もあったのか?) 橋下徹氏:もちろん一国の総理と、大阪の知事、市長は全然、次元もレベルも違いますけれども、トップの共通点は最後、相談して誰かに決めてもらうことができない。全部、自分で決めなきゃいけない。だから石破さんも周辺に、『自分で決めることが、こんなにしんどいのか』と。 橋下徹氏:石破さんは、安倍政権の時に、安倍さんを批判してたことで国民の支持を得たところがありました。安倍さんに対する批判について『やっぱりあれは、ちょっとまずかったかな』、『安倍さんのしんどさを今になって分かった』と言っているみたいです。 (Q.石破さんは党内野党という立場でやってきたけれども今、自分が総理大臣になって安倍さんの立場がちょっと分かるようになったと?) 橋下徹氏:党内で批判的な意見が出ないと独裁国家になるから、批判的な意見を出すのは当然なんだけど、やっぱりこの総理のしんどさを分かって、リスペクトした上で批判していかないといけないと思います。
■石破さんのキャラクターだから「与党過半数でもまとまっていける」
(Q.弱音を吐くなら、外に漏れないようにと思うのだが?) 橋下徹氏:こういうキャラクターだから、与党過半数割れの中でも、なんとかまとまっていけるのだと思います。我が強くて、強さだけを出していくリーダーだと、韓国の尹大統領みたいになりますよ。もう全然、妥協もできなくて、最後は戒厳令みたいなことになったでしょう。ある意味、石破さんが弱さを出してるから、野党の方も、『この辺でもう落ち着かせようかな』みたいな感じになるからね。 (Q.政権交代の可能性は?) 橋下徹氏:政権交代とか、野党の大同団結なんてのは、『いきなりはやらない』と。まずは与党過半数割れ。で、一つ一つ野党が政策を飲ませていって、最後に政権交代というところを考える。野田さんと前原さんと石破さんはものすごい人間関係があります。飲み食いよりも、長い間いろんな政策論を野田さん、前原さん、石破さんでやってきたので、そういう意味でも面白い国会になると思います。 (Q.3人は近い考え方?) 橋下徹氏:基本的にはね。 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2025年1月6日放送)
関西テレビ
【関連記事】
- 「折れることができない人が過半数割れのリーダーは危険」橋下徹氏が韓国の『非常戒厳』に持論「僕は…ベタ折れちゃいますか?」
- 「『報道をやめる』ことをやめなきゃいけない」橋下徹氏“オールドメディア”に物申す「テレビとSNSはミックスすればいい」
- 松本人志さん「裁判は思っていたのと違った」 橋下徹氏「最初の裁判戦略に掛け違いか」 芸能記者・中西正男さんが単独インタビュー
- 中学教師が「セックス」指導 “コンドームの付け方実践”や“出産シーン鑑賞”に挑戦 「先生セックス何回したことある?」なんて質問も
- 「限界ニュータウン」新築時2600万円が113万円 「だまされたとは思わないけど…」 “バブル期”開発 街から離れ、病院も学校もなく