「地獄の果てまで連れていく」佐々木希&渋谷凪咲が狂気的なキャラクターを熱演
TBS系では、1月14日からドラマストリーム「地獄の果てまで連れていく」(火曜午後11:56 ※一部地域を除く)がスタート。家族を殺した女に復讐(ふくしゅう)するため、整形して近づく主人公・橘紗智子をTBSドラマ初主演の佐々木希が、主人公の敵でかれんなモンスター女・花井麗奈を渋谷凪咲が演じる。描かれるのは、自らを破滅に追い込んだ張本人に復讐を誓う命懸けのドラマ。ホラーを超えた女性2人の、愛憎渦巻くスリリングな復讐劇が展開される。 今回、佐々木と渋谷は普段のイメージとはかけ離れた狂気的なキャラクターを熱演。そんな2人に撮影現場の様子や作品の見どころについて話を聞いた。
今までとは違う面白さがすごく詰まっている作品
――オファーを受けた際の心境と作品に感じた印象を教えてください。 佐々木 「今まで復讐する役はやったことがなかったので、30代でこのような特殊な役柄を演じることは、大きな挑戦になると思い受けさせていただきました。台本を見ると、読み進める手が止まらなくなるくらいすごく面白い内容で、オファーをいただけてよかったなと思います」 渋谷 「佐々木さんに復讐される相手になれるなんて、夢のようなお話でした。自分としても大きな挑戦で、大事な経験になると思ったので、オファーを受けさせていただきました。世の中に復讐の物語はたくさんあって、はやりでもありますが、そんな中でも今までとは違う面白さがすごく詰まっている作品だなと感じます」 ――続けて、それぞれの役どころについても教えてください。 佐々木 「紗智子は、人間らしい心を持った人です。麗奈に復讐をする気満々ですが、本当のところは怖さがあったり。対して、麗奈はニコっとした顔でいたずらなことを言うので、復讐する側がずっと麗奈に振り回されているという、新しい復讐劇になっています。その復讐が果たして本当にできるのか。最後まで目が離せない物語になっていますので、紗智子をぜひ応援してほしいです」 渋谷 「オファーをお受けした時に、監督から『このままの渋谷さんで、しゃべるリズム、トーン、表情、雰囲気を変えずに化け物みたいにやってほしい』とお話をいただきました。麗奈はインパクトのある役なので、初めの頃は私自身も気合を入れてやらなければと思っていたんです。でも、それが見えてしまったらつまらないと思うようになり、いたずらをする感覚でさらっと仕掛けることを意識して演じるようにしていて。私自身、麗奈のような経験は役でしかできないので、楽しんでやっています」