空腹対策、良眠を誘う…メリット続々 ズボラでも毎日続けられる 中鎖脂肪酸の油を使ったレシピ3選
こんにちは、美容研究家のにらさわあきこです。 薄着になる季節を前に、「すぐにエネルギーになって太りにくい」と言われている中鎖脂肪酸の油について、改めて勉強しています。 【画像】ブレインケアクリニック・今野裕之先生。 前回は、新宿にあるブレインケアクリニックの今野裕之先生に中鎖脂肪酸の特徴を教わりました。 今回は、今野先生と管理栄養士の水流琴音(つることね)さんにオススメレシピをご紹介いただきます。
●すぐにエネルギーになりやすい
今野先生のお話では、中鎖脂肪酸の油はすぐにエネルギーに変換されやすいために、低血糖対策や夜寝る前の空腹対策にもオススメとのことでした。 また、先生は夜寝る前の3時間は食事や間食をとらないことを推奨しているのですが、夕食の際に胃腸への負担を減らしながら満足感を得られるメニューを作りやすくする一助としても、すぐにエネルギーとして使われやすい中鎖脂肪酸の油を利用するのはアリだとか。 ●ブレインケアクリニック 「夜は炭水化物を少なめにして胃腸に負担をかけないようにしたいので、夜の献立はタンパク質と野菜を中心にして、中鎖脂肪酸の油を加えると満足感を得られやすくなります。中鎖脂肪酸の油はすぐに燃焼されるので太りにくく、低血糖を防いでぐっすり眠りやすくなるのもメリットです」(今野先生) 実際のレシピ例を先生のクリニックで栄養指導を行っている管理栄養士の水流琴音さんに3つ教えていただきました。
管理栄養士・水流さんオススメレシピ
まずは、夜や食事と食事の間にお腹が空いてしまった時に作りやすい簡単ドリンクのレシピから。
#1 ココナッツオイル入り黒豆きなこ豆乳
■材料(1人分) ・成分無調整豆乳:200ml ・黒豆きなこ(無糖):大さじ1 ・ココナッツオイル:大さじ1 ■作り方 (1)コップに黒豆きなこを入れて豆乳を少しずつ加えながら混ぜる。 (2)600Wの電子レンジで約1分半温める。 (3)ココナッツオイルを加える。 「豆乳ときなこでタンパク質が手軽に摂れるレシピです。ココナッツオイルの香りが気になる方は無臭タイプに変更してもOK。なお、ココナッツオイルやMCTオイルを飲むと、胃腸が刺激されて下痢や腹痛を引き起こすことがあります。本レシピには1人分あたり大さじ1程度使用していますが、慣れていない方や心配な方は小さじ1(5g程度)から始めてみてください」(水流さん、以下同)