【住之江ボート・一般】上條暢嵩が連覇に挑戦
<6日・住之江ボート・5日目> 前回覇者の上條暢嵩(30)=大阪・110期=が連覇への挑戦権を手にした。1号艇でインから臨んだ準王将位戦は、まくり差した秦英悟に相当に迫られたが、BSでぐいっと振り切り1着。王将位決定戦行きの切符を確保した。 【ボートレース】2025年前期 勝率ベスト30と各支部の1位【表】 機力は終盤に向かって本格化。予選最終日の本体整備で大きく底上げし、この日の低気圧も問題にしなかった。「バランスが良くていいと思う。人との比較は分からないが、自分の中でいい」。自分なりの満足感を持って最終決戦に臨めることが何よりも頼もしい。 昨年はこの王将戦を制してスタートダッシュに成功。そのまま賞金18位に粘り込んで、2度目のグランプリ出場を果たした。「今年はGⅠ、SGでしっかり結果を出したい」。王将戦連覇なら最高の弾みがつく。枠番は昨年の1号艇と違って2号艇だが、予選で事故を回避するなど、成績以上に大事な部分を守った結果でもある。最後も事故なく、なおかつ最善のレース内容で、最高の結果をつかみ取ってみせる。