中島知子がボカロ2曲をカバー “後悔”を告白「なぜ今までボカロをあまり聞かなかったのだろう」
『Imgramox Music』から15日&22日に配信 当初は「ボカロって?」のレベル
タレントでアーティストとして活動する中島知子が2日、テイチクエンタテインメントとエクシング・ミュージックエンタテイメントによる共同レーベル『Imgramox Music』から、ボカロソングのカバーを配信リリースすることが決定した。15日に『Just a game covered by 中島知子』、22日に『ワンルーム・オール・ザット・ジャズ covered by 中島知子』が配信リリースされる。併せて、同レーベルの公式YouTubeチャンネルでオリジナルのMVも公開される。 【写真】カバーした『ワンルーム・オール・ザット・ジャズ covered by 中島知子』のジャケット写真 セレクトしたボカロ曲『Just a game』と『ワンルーム・オール・ザット・ジャズ』の大人な原曲に、持ち前の艶のあるハスキーな歌声を披露し、クールでムード漂う大人も楽しめる新たな世界観を感じる2曲となっている。リリースされた楽曲・MVはJOYSOUNDの「本人映像カラオケ」として全国のカラオケ店舗に随時、配信される予定となっている。 中島は「カバー曲のお話しをいただいた時、最初『ボカロって?』というくらい、あまり分かってなく」と戸惑ったと明かし、「でも歌うことやカラオケが好きなので、何となく面白そうだと思い軽い気持ちで引き受けてしまいましたが、本当に良い体験をさせていただきありがとうございました」とコメントした。 「『Just a game』のレコーディングの際、『ダンディな感じでお願いします』というディレクターさんの指示でしたが、さすがに難しく、元々低めの声なので、もう普通に思い切って地声で歌うしかなく」と振り返り、「YouTubeなどで歌っている若い人たちの声が高い声でかっこ良かったのですが、私は地で行く感じに歌いました」と語った。編集後に音源を聞くと、「かなりかっこいい曲」に仕上がっていたという。 また『ワンルーム・オール・ザット・ジャズ』については、「『オール・ザット・ジャズ』という意味が、『何でもあり! あれもこれも』というニュアンスで、1人の部屋で何でもありの楽しい時間のニュアンスが出ればいいなと思いながら歌ってみました」と語った。「ヘッドフォンから聞こえる自分の声は、相当“良い声に聞こえてくるようなセット”にして下さったからか、緊張せずに最後までレコーディングできました」と振り返った。 「とにかく練習からレコーディングまで、何度も歌って思ったのは、2曲とも名曲だと。なぜ今までボカロをあまり聞かなかったのだろうと後悔するほど、素晴らしい曲だと思います」と、原曲のボカロ曲に感激した様子。「というわけで、皆さまのおかげでとっても素敵な曲になっています! ぜひぜひ、たくさんの方に聞いていただけましたらうれしいです」と呼びかけた。
ENCOUNT編集部