初のリーグ制覇!優位な状況でも指揮官が繰り返し伝えた精神「“勝ち点3”以外ない」「引き分けはありえない」|女子フットサル
「今度こそやってやろう」という気持ちだった
●SWHレディース西宮|尾川奈穂 ──試合を振り返って。 まずは、女子Fリーグで初めてタイトルを取ることができ、率直にうれしい気持ちです。失点も多い試合になってしまいましたが、チームみんなで勝ちにこだわって、最終的に勝ち点3をもぎ取ることができて本当に良かったです。 ──前回対戦で引き分けた相手に連続失点し、ビハインドを追う形でハーフタイムを迎えました。どんな心境でしたか? たしかに前回勝ち切れなかった相手ではありましたが、苦手意識というよりも「今度こそやってやろう」という気持ちでした。監督からもあったように「最後に勝てばいい」という考えをチーム全員が共通してもっていたし、その言葉を信じて、得点を一つずつ重ねて勝ちにつなげることしか考えていなかったです。 ──普段はチームメートを笑顔で鼓舞したり、励ましたりしている尾川選手ですが、今日は涙も見せていましたね。 この女子Fリーグに参入してから一度もリーグ優勝はできていなかったですし、個人的には1年目の2020-2021シーズンに目の前で浦安に優勝を決められた悔しさがずっとありました。その気持ちもあっての涙でした。
【関連記事】
- 女子Fリーグ|試合日程・結果・順位表|会場・チケット情報|放送予定|FリーグTV
- 首位撃破ならずも、上位リーグの舞台で示した成長。フウガドールすみだレディース・窪堀宏一監督「言葉だけでなく『優勝』を目指していけるチームになった」|フットサル
- 女王の連覇を止め、悲願の初優勝に王手!激勝を手繰り寄せた指揮官の決断「勝つために、自分たちのやり方に固執しなかった」|フットサル
- 優勝争いのカギをにぎる“天王山”は、1点差でSWHレディース西宮が女王浦安ラス・ボニータスを撃破!初優勝に大手!|フットサル
- “恩返し弾”は死闘を制する決勝点!「どの状況でも楽しんでいた」女王へのリベンジを経て四井沙樹が証明した信念【女子F第15節|インタビュー/西宮】