オメガギネスじわーっと11秒5、1馬身先着 大和田師「成長して安定感」/みやこS
<みやこS:追い切り> 重賞初Vが懸かるオメガギネスは美浦ウッドで最終追いを行った。 雨が降りしきる重たい馬場でも前脚を大きく出し、力強い動きを披露した。時計は6ハロン83秒0-11秒5(馬なり)。グラニット(古馬3勝クラス)を6馬身前に見ながら、じわーっと加速し、最後は1馬身差振り切った。大和田師は「いい動きで、反応も良かったと思います。馬自身、成長していて走りに安定感がある。いい状態をキープしています」と評価する。デビュー前に骨盤を故障した影響で間隔を空けながらレースを使ってきたが、「前は疲れが残ったりしていたが、最近はそういう影響もなく年齢を重ねて良くなっている」と進境を見せている。 G1を含めた4度の重賞挑戦で【0 3 0 1】。今年のフェブラリーS(14着)は1番人気に推され、能力を見込まれながらもあと1歩届かなかった。今回は2走前の三宮Sで2着を7馬身差ちぎった京都ダート1800メートルが舞台だ。師も「ああいうコースが合うのでしょうね。最後は平たんで、この馬の脚質にも合っている感じがします。前走より100メートル短くなって、57キロもプラスです」と好印象を抱く。5回目の挑戦で重賞ウイナーの仲間入りを目指す。【舟元祐二】