ボローニャを夢のUCLへ導いたモッタ監督「最高の1週間」対戦相手ユヴェントスとの合意報道には「何もサインしていない」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ボローニャのチアゴ・モッタ監督が日本時間21日のセリエA第37節ボローニャ対ユヴェントス戦へ向けて記者会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】レッドカードを提示されたアッレグリ監督の反応 アタランタ×ユヴェントス|ハイライト
前節でナポリに2-0と勝利し、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権を獲得した3位ボローニャ。UCLの前身UEFAチャンピオンズカップの予備戦に出場した1964-65シーズン以来となる快挙を達成し、日本時間21日、今シーズンのホームでの最終戦となる第37節ユヴェントス戦に挑む。ボローニャでの2シーズン目を終えようとしている41歳の若き指揮官チアゴ・モッタが会見の場で語った。 「最高の1週間だった。UCL出場決定は、私の功績もあるかもしれないが、主役は選手たちだ。最高に素晴らしい瞬間を満喫することができた。いまは最善の形でフィニッシュすることを考えたい。セリエA3位で終えることができれば、これまでのファンタスティックな仕事にプラスアルファを加えることができる」 「街でファンに出会うと、われわれがクラブやサポーター、選手たち、そして記者たちと一丸となって行ってきた仕事に、みんなが満足し、喜んでいた。ボローニャを可能な限り高みへと導くうえで、メディアも大きく貢献してくれたことを感謝しなければならない」 今シーズン終了後、ボローニャとの契約の満了を迎えるモッタ。新天地を巡っては、次戦の対戦相手であるユヴェントスとの2年契約への合意が現地メディアによって報じられている。 「私は何も決めていないし、何もサインしていない。近日中に(ボローニャの)会長と面会し、一緒に決断を下して共同で声明を発表することになるだろう。その時がやってきた。だが全ての人に対して偉大なリスペクトを示しつつ、内部で行っていくべきことだ」
次期監督候補が解任されたアッレグリへ
ボローニャ指揮官は、コッパ・イタリア決勝での不適切な振る舞いを問題視されてユーヴェ指揮官の座を解任されたマッシミリアーノ・アッレグリや、その後任としてU-19ユヴェントスから昇格したパオロ・モンテーロについて、自身の見解を示した。 「ユーヴェは、コッパ・イタリアを制したばかりの強豪であり、優勝にふさわしかった。モンテーロのことは、個人的に知っているが、最高の人物だ。選手として極めて素晴らしい成績を残したので、きっと指導者としても同じようにできるはずだ」 「彼のことは大好きだし、一緒に指導者講習を受け、尊敬している。アッレグリは、こんな時期なのだろう。私にもそんな時期があった。彼には『今後も続けて』と言いたい。将来の幸運を祈っているよ」 試合情報 ボローニャ vs ユヴェントス 試合時間:2024年5月21日(火)日本時間3:45 会場:スタディオ・レナート・ダッラーラ
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