センバツ高校野球 「最後まで諦めず戦う」 別海ナインら甲子園へ出発 /北海道
3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)に21世紀枠で初出場する別海の選手ら21人が9日、中標津空港から「甲子園」に向けて出発した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 空港での出発式で、見送りに訪れた20人以上の保護者らを前に中道航太郎主将(2年)が「最後まで諦めず、全力で戦いますので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。島影隆啓監督は「皆さんのお支えのおかげでここまで来ました。チーム一丸となって戦って参ります」と頭を下げた。鹿児島、茨城県内で土の感触を確かめるなどした後、関西入りして最終調整。20日の初戦に備える。 硬式野球部父母の会の中道大輔会長(46)は「この流れをつくってくれて感謝の気持ちでいっぱい。甲子園独特の雰囲気にのまれず、自分たちのやってきたことを信じてがんばって来てください」とエールを送った。【本間浩昭】