ディープボンドが栗東退厩、京都で誘導馬に「後輩の模範になれるように」大久保師期待
有馬記念13着でラストランを終えたディープボンド(牡7、大久保)が25日、栗東トレセンを退厩した。誘導馬となる京都競馬場へと出発した。 見送った大久保師は「無事に見送ることができてよかったです。種馬にしてあげられなかったのは心残りですが、オーナーの粋な采配で誘導馬にもらってもらえました。いい誘導馬になって後輩の模範になれるように見守ってもらえれば。さびしいですけど、次に続く馬を厩舎でつくりたいです」と感慨を口にした。 フランスのフォワ賞(21年)を含め重賞4勝を挙げ、天皇賞・春では21~23年に3年連続の2着と健闘した。凱旋門賞にも2度の出走を果たした。通算成績は31戦5勝(うち海外3戦1勝)。