「素晴らしい才能を持つ」17戦7発の日本人アタッカーがイタリア名門移籍も?地元メディアが獲得を進言「飛躍する準備を整えている」
ラッシュフォードを獲得できない場合の代役候補
今冬のマーケットで去就が注目されるひとりは、マーカス・ラッシュフォードだろう。 イングランド代表は先月、「新たな挑戦への準備はできている」と、マンチェスター・ユナイテッドからの移籍を示唆した。27歳のストライカーの新天地候補のひとつとして騒がれているのが、イタリアの名門ミランだ。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット イタリアメディアによると、ミランは先日ラッシュフォードの代理人と会談した。前線の複数ポジションをこなせるユーティリティ性もあって、獲得を望んでいるとも言われる。 ただ、ネックとなるのが高額な年俸だ。他クラブからの関心もささやかれており、移籍を実現させるのは決して容易ではないとの声も少なくない。 そこでミラン専門サイト『Milanlive.it』は1月9日、ラッシュフォードを獲得できない場合の代役候補3選手を進言した。そこでエバートンのイリマン・エンディアイエ、モンペリエのアルノー・ノルダンとともに名前をあげられたのが、スタッド・ドゥ・ランスの中村敬斗だ。 同メディアは「リーグ・アンはミラン、そして特にモナコで数年スカウトを務めたジェフリー・モンカダにとって、ずっとメルカートの基準点だ」と報じている。 「ただ、問題となる選手はフランス人ではなく、日本人だ。ランスでプレーし、7月で25歳となる。つまり飛躍する準備を整えている選手だ。レッジーナのユニホームでイタリアも知った伝説的なシュンスケと同じ名字のケイト・ナカムラである」 「彼もラッシュフォード同様に左サイドで、必要な場合はFWや右サイドもこなせる。素晴らしいユーティリティ性と才能を持つ選手だ。今季は出場17試合で7得点、2アシスト。注目すべきだ」 かつて本田圭佑が背番号10を纏ったクラブに、再び日本人選手が誕生する可能性はあるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部