[オフ・ザ・ピッチの流儀 #03 ] 松本健太(柏レイソル)「乃木坂46の賀喜遥香さんと遠藤さくらさんのどちらを推すか迷っています(笑)」
普段、ピッチを主戦場とするサッカー選手。 しかし、サッカー選手の生活はピッチの上だけではない。ピッチの外、つまり“オフ・ザ・ ピッチ”もサッカー選手にとっては大事な部分。ピッチでの活躍に注目が集まるサッカー選手たちのライフスタイルを掘り下げる不定期連載「オフ・ザ・ピッチの流儀」では、知られざるフットボーラーたちの横顔に迫る。 第3弾は、柏レイソルに所属するGK松本健太。今シーズンよりレイソルの守護神の座を掴み取った松本 。ついにJ1の舞台でのポジションを確保し、天皇杯で決勝進出を果たした彼の素顔に迫る。 流儀その1:食事は脂質と食べる量に気をつけるべし 流儀その2:オフは家から出て、サッカーのことから離れるべし 流儀その3:ファンサは乃木坂46から学ぶべし
卒業論文をきっかけに栄養や睡眠のことを考えるように
─ 長いシーズンも終わりましたが、 シーズン中のオンとオフはしっかりと分けたいタイプですか? 「そうですね。オンとオフははっきり分けたいタイプですね。次の日に練 習がある休みだと練習のことも考えるので夜更かしなどはしないですが、オフはできるだけサッカーのことから離れて自分のやりたいことをするようにしています。あと、家にずっといるのがあまり好きではないので、できるだけ外に出かけるようにしています。カフェに行ったり、運転も好きなので1人ドライブも好きですね。行き先をあんまり決めずにふらっといくのが好きです」 ─ コンディションを保つ上で食事や睡眠で気をつけていることはありますか? 「シーズン中は脂質の高いものは食べないようにしています。クラブで 月に1回体脂肪測定があるので、その結果を見て食事に気を遣うようになりました。今では年に数回しか揚げ物は食べなくなったし、家でも体重計を買ってチェックしています。あと食べる量にも注意しています。動いた分食べるというか、練習も週明けと試合前で強度が違うので、食事の量にも気を遣っています。睡眠の部分で言うと、最低でも7~8時間は寝るようにしています。寝すぎると、逆に目覚めが良くないこともあるので。自分にとっていい睡眠時間を試して7~8時間の間が一番良かったですね」 ─ 松本選手は食事も睡眠も色々と自分で試行錯誤しながら今のルーティーンに辿り着いたと思いますが、プロになってからより意識するようになったのですか? 「大学4年生の時からですね。高校までは実家にいたので、親が作ってくれるご飯を食べてましたし、練習がある日はユースの人たちでもクラブハウスの食堂で食べることができたので、そこまで気にしていませんでした 。 大学で1人暮らしをするようになって、自炊もするようになりました。 卒業論文で「パフォーマンスを上げるためにはどうしたらいいか」ということを研究の題材にしたのがきっかけで、栄養素や睡眠の質を上げることを考えるようになりました」