阪神 近本光司が「4番」を語る「重圧のかかるポジション。立ってみないとわからない」も「4番が打てば勝てる」
阪神の近本光司外野手が29日、サンテレビの「熱血!タイガース党」に生出演。今季、4番を務めた経験を語った。 【写真】「4番」近本 いきなり右前打を放ったロッテ戦 近本は6月1日の交流戦・ロッテ戦でプロ入り初めて4番を務めた。浜中氏からその話題を振られると「109代4番なんで」と即答し、スタジオを爆笑につつんだ。 そして「プレッシャー自体は感じないんですけど、4番が打てば勝てると感じた。1番打ってるときも4番が重圧のかかるポジションだとわかった。それは立ってみないとわからない」と実感を込めた。当時、チームは大山ら中軸が不振にあえいでおり、岡田監督が白羽の矢を立てた。 今季は4番で12試合に出場し、打率・217。「慣れているんで」と1番で出場した際の打率・299とは差があった。それでも実際に4番に座ったことで、中軸の難しさなどを実感した様子だ。 この日はFA権を行使していた大山が残留を決めた。悩める様子も間近で見ていただけに「本当に心配だった」という。連絡をもらった際には「また一緒に優勝しよっか!という話をしました」と明かした近本。戦友の残留に満面の笑みを浮かべていた。