和歌山・アドベンチャーワールド初、「フタユビナマケモノ」の赤ちゃん誕生
動物園・水族館・遊園地が一体になったテーマパーク「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)で8月28日、初めて「フタユビナマケモノ」の赤ちゃんが誕生した。 【写真】ぶら下がる「フタユビナマケモノ」 南アメリカ北部の熱帯雨林に生息する「フタユビナマケモノ」は、他の樹上生活をおくる動物と異なり、四肢でぶら下がるような姿勢で生活するのが特徴。夜行性で、1日のうち15~18時間ほどは木にぶら下がりながら眠る。採食から睡眠・交尾・出産までも樹上でおこなうという。 今回誕生した赤ちゃん(1頭)は、現時点では体重・性別は不明。この赤ちゃんを含むと、同パークの飼育頭数は計4頭になった(オス2頭、メス1頭、不明1頭)。 担当者は、「母親は初めての出産でしたが、母子ともに落ち着いた様子で母親が赤ちゃんを大切そうに抱いている姿が確認できております。赤ちゃんの成長を温かく見守ってください」とコメント。 子育ての様子は「ふれあいの里 ハロールーム」で公開されていたが、母子の健康管理のため29日から休止中。再開の時期が決まり次第発表される。 「アドベンチャーワールド」の開園時間は、朝10時~夕方5時。大人(18歳以上)5300円、中学生・高校生(12歳~17歳)4300円、幼児・小学生(4歳~11歳)3300円。