農家の高齢化・後継者不足を助ける新ビジネス『農地マッチング事業』 “農業にチャレンジできる環境を熊本に”
売り手 千代永さん「(福永さんが)やってくれたことは言葉に言えないほど嬉しい」 買い手 ビューティカダンホールディングス 柳田晋介取締役「八代という場所が魅力。菊の生産にも生かせる設備が整っていたところを評価」 ビューティカダンホールディングス 舛田正一社長「広大な土地を休ませておくにはもったいない。課題解決は(売り手と買い手)一緒になってできると思う」 これまでトマトを育てていたハウス。今後は祭壇用の菊を栽培し、千代永さんが農作業にあたります。 ――福永さんの印象は? 舛田社長「いろんな情報を素早く対応してやってもらえるのはありがたい。動きも早い」 福永さん「農業の課題が山積していると感じている。今まで農業に携わってない人でも農業に少しでも関心を持ってもらい、知見を集約してチャレンジできる環境を熊本で始めたい」 熊本県全体の農地が約13万ヘクタール。福永さんは、そのうちの4割が今後、承継が必要になると見ています。
熊本放送