テニス=元世界1位ハレプ、全豪オープンに主催者推薦で出場へ
[18日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランキング1位、シモナ・ハレプ(ルーマニア)は18日、四大大会初戦の全豪オープンの主催者推薦を受け、予選から出場することになった。 33歳のハレプは2022年、禁止薬物のロキサデュスタットの陽性反応が出たほか、アスリート・バイオロジカル・パスポート(ABP)でも不正の疑いを持たれたことで4年の出場停止処分を受けたが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への控訴を経て今年3月に9カ月間の処分に短縮された。 故意の薬物使用を否定したハレプは3月にマイアミで競技復帰を果たし、直近では10月に香港で行われた大会に出場して1回戦で敗退した。 18年全豪準優勝のハレプは3年ぶりの同大会出場に向け、「全豪オープンは私のキャリアにおいて最高の瞬間を何度か経験させてもらった大会。メルボルンに戻り、オーストラリアのファンの前でプレーするのが待ちきれない」と喜びを示した。