大阪モデルのライトアップ周知「岸和田城」でも実施へ
大阪府が新型コロナウイルスの感染拡大防止のために実施している「休業要請」を、独自の解除基準として示した「大阪モデル」の達成状況を11日から通天閣(大阪市浪速区)や万博記念公園の太陽の塔(大阪府吹田市)で3色のライトアップを使って府民に周知する件で、岸和田市も「岸和田城」で同様のライトアップを同日から始めると発表した。 【拡大画像】大阪府公式サイトのトップページに掲載されている「大阪府新型コロナ警戒信号」
大阪府は公式サイトで新型コロナ警戒信号掲載
大阪府では公式サイトで、大阪モデルの状況を「大阪府新型コロナ警戒信号」という信号機に見立て、警戒レベルの際は「赤」、注意喚起レベルの際は「黄」、基準内であれば「緑」を灯す形で掲載している。 11日からは、通天閣や太陽の塔でも、府民に状況を知らせるため、この3色を使ってライトアップを行うとしている。
岸和田城はカラーフィルムなどを使用
そして、岸和田市でも同市のシンボルである岸和田城で、同様のライトアップを行うこととなった。同市によると、城内にすでに設置されている照明にカラーフィルムなどを施し、天守閣前面のみ照射するという。 ライトアップの期間は31日までで、時間は日没から午後10時までを予定している。
市長「ライトアップではほとんどお金をかけません」
同市の永野耕平市長は9日、自身のツイッターで「岸和田城のライトアップではほとんどお金をかけません。城内の照明1ヶ所から天守閣前面のみを照射するやり方で手作りのライトアップです。ですので最高のクオリティとは言えないかもしれませんが、感染防止の気持ちを高めるという主旨を共有していただきますようお願いします」と投稿している。