アニメ『謎解きはディナーのあとで』の声優陣が決定 花澤香菜が裏話披露「オーディション原稿が激しかった」
2025年4月から放送開始、アニメ『謎解きはディナーのあとで』
声優の花澤香菜、梶裕貴、宮野真守が9日、都内で行われたフジテレビアニメの最新情報を発信するイベント『フジアニ2025』に出席した。 【写真】『フジアニ2025』アザーカット 放送20周年を迎えるアニメ枠「ノイタミナ」から重大発表として、2025年4月から午後11時台に引越し、全国ネット放送となることが決定。同枠の記念すべき1作品目として放送される東川篤哉氏の大人気ミステリー小説『謎解きはディナーのあとで』のアニメ版声優が決まり、宝生麗子役を花澤、影山役を梶、風祭京一郎役を宮野が務めることが明らかになった。 キャスト陣はキャラクターをイメージした衣装でステージに登壇。国立署の新米刑事ながら世界的に有名な宝生グループの令嬢・麗子を演じる花澤は、オーディションを振り返り「オーディション原稿が激しかった。セリフの言い回しがテンション高めで、私に合うかもしれないと思って、楽しくオーディションをさせていただきました」と笑顔を見せた。 麗子の執事兼運転手であり、鋭い推理力と毒舌を持ち合わせた影山を務める梶は、「毒舌執事は他にはなかなかない設定。謎が多いキャラクターで公式の設定は明かされていないので、自分の中で解釈していくのがむずかしくもあり楽しかったです」と説明した。 麗子とともに難解な事件に立ち向かう風祭モータースの御曹司である風祭警部を演じる宮野は、白スーツ姿で「このままの役です。役作りが必要ない」と胸を張ると、花澤は「風祭のために生まれてきたみたい」、梶は「アニメの等身と同じになれるのはすごい」と絶賛。宮野はオーディションについて、「指定はなかったんですけど、原稿を読む時にSEの部分まで『キュピーン!』『キラーン』と読みました。そしたら受かりました」と裏話を披露した。 4月の放送へ向け梶は、「上質なミステリーに仕上がっています。コメディーな要素も混ざり合っているので、気軽な気持ちでご覧になってほしいです」とメッセージ。花澤は「アニメーションが本当にぬるぬる動いていく。とにかく面白い作品ですので、楽しみにしていてください。へとへとになりながらアフレコしています」とアピールした。 他にも、アニメ『TO BE HERO X』(フジテレビ)では、宮野がX役、花澤がクイーン役を担当することが決定。イベントには、10周年プロジェクトが始動するアニメ『暗殺教室』からは、殺せんせー役の福山潤も出席した。
ENCOUNT編集部