Bリーグ最年少デビュー実現へ B2福岡が育成組織の栗本富美也を選手登録 25日で15歳、来年1月ベンチ入り予定
バスケットボール男子、Bリーグ2部(B2)のライジングゼファー福岡は24日、育成組織のU―15(15歳以下)に所属する栗本富美也(14)を選手登録したと発表した。背番号15。15歳の誕生日を迎える25日からトップチームの練習に参加し、来年1月24日の福島戦でベンチ登録する予定。15歳30日での出場となり、クラブによると今年2月にB2静岡の山田響が樹立したBリーグ最年少出場記録(15歳4カ月17日)を更新する。 ■一丸で快進撃!仲良し自撮り14ショット【写真】 福岡県篠栗町出身の栗本は身長188センチ、体重83キロのパワーフォワード。これまで西福岡中(福岡)などを何度も全国制覇へと導き、Bリーガーを多数輩出してきた福岡U―15の鶴我隆博ヘッドコーチ(HC)は「バランスの良いボディに素晴らしい運動能力を秘めたプレーヤー。3点シュートやドリブルプッシュ(ボール運び)もできるオールラウンダー」と素質に惚れ込む。 福岡は昨季よりBリーグで導入された、育成組織に在籍したまま選手登録できる「ユース育成特別枠」を活用。通常のロスターに入れる12人とは別に、上限2人までエントリーできる制度で、地元のホープを育てたい考えだ。 栗本はクラブを通じて以下の通りコメントした。 「このたび、ユース特別育成枠として加入させていただきます。このような機会を与えてくださり、ありがとうございます。幼い頃から憧れていたプロの世界に入ることができて、とてもうれしいです。プロの舞台で多くのことを吸収し、U―15や自分の将来に生かしていけるように頑張りたいです! 応援よろしくお願いします!」
西日本新聞社