愛車購入で生活一変、カスタムに300万円 脱電車通勤を後押し「積極的に運転したくなる車」
“車を持たない”選択「めちゃくちゃ分かる」が…
車の性能にも太鼓判を押す。 「この車の魅力はアイサイトとかの運転支援が相当優秀なので長距離運転はかなり楽ですね。このサイズの車にしては馬力もありますし、加速もあるので、全然そこそこのスポーツカーに負けないぐらいの性能はあるのかなと」 車体のフォルムもお気に入りだ。細かい不満点はあるものの、「コーナリング性能もいいので安定しているし、雨の日とかでも全然滑ったりぶれたりはしないです」と走行には全幅の信頼を寄せている。 そして、日常の通勤にも変化が訪れた。 「普通に電車を使ってもいいんですけど、なるべく車で行きがちになったかなと」 自動車通勤は認められており、会社の駐車場が空いているときや、退勤後にプライベートの予定があるときに、愛車を都内に走らせている。 状況によっては、上司を送迎することも。「ちょっと社用車が出払っているときに、『明日車で来てくれない』とか言われて、『この車でいいっすか』と乗せて行ったりしています。たまに」。映像制作会社で現場仕事も少なくない職場も、車を持つ社員は少なく、緊急時に重宝されている。「普通に格好いいとか褒めてはくれます」と評判だという。 鉄道網が発達する東京や近郊では駐車料金も高額なことから、レンタカーやカーシェアが普及。車を持たないという選択が合理的な生き方と受け止められることもある。 「めちゃくちゃ分かる話なんですよ。普通に考えたら、そんな何十万とかのパーツとか、オイル交換も定期やらなきゃいけないしで、維持費も考えたら乗りたいときだけレンタカーとかにしといたほうが全然楽というのは」 だが、雅@ WRXS4さんは、所有する喜びをかみ締める。 「人によってはただの移動用の足と捉える人も多いと思うんですけど、やっぱどこでも行ける相棒であったり、同じ車を乗っている人とのつながりもあるものなのかなと思っています」と結んだ。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム