“ベッキンガム宮殿”も! デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻、驚きの歴代邸宅リスト
2013年:ロンドンに大邸宅(あのクローゼットがついた家)を買う
あっと驚くこの家のお値段は、なんと4,000万ポンド(約71億6,000万円)。かつてベッキンガム宮殿で暮らしたふたりが、ロンドンでの新しい拠点として、これだけの大金をつぎ込んだのも不思議ではありません。こちら(「ホランド・パーク・マンション」)もグレード2に指定されており、さらに500万ポンド(約9億円)のリノベーションが必要だったようで、実際に移り住むまでには3年の時間を要したのだとか。2016年に改装が終わった頃には、寝室の数は5から6となり、そのうちの一つは巨大なクローゼットとドレッシングルームに生まれ変わったことは、ネットフリックスのドキュメンタリーシリーズ『ベッカム』でご存知のとおり。 もちろん設備も素晴らしく、屋内プールにワインセラーがあり、こちらはブルックリンがニコラ・ペルツと結婚するまで使っていた専用スペースだったそう。リノベーションはしたものの、グレード2に指定された歴史あるこの邸宅には経年劣化も見られるようで、2022年には緊急の修理が必要になり、地方自治体に許可を申請して、工事を行ったそうです。 この家は現在もロンドンでの拠点としてベッカム家に使われています。
2016年:コッツウォルズにファームハウスを買う
不動産はいくらあってもいいもの、ですよね? 2016年12月、ふたりはコッツウォルズのファームハウスを615万ポンド(約11億円)で購入します。これもグレード2に指定されており、自分たちが満足のいく状態にするためにかなりのお金を費やした模様。特に庭には力を入れたようで、チェルシー・フラワー・ショーで3回優勝したマーカス・バーネットに「おとぎ話のような庭」を造ってもらったのだとか。この庭にはスイミングプール、サウナ、サッカー場、そしてホームスパも完備。巨大な樫の木や、とりつけたストリングライトが、本当におとぎ話のような雰囲気を醸し出しています。
2020年:マイアミにペントハウスを買う
今度はデヴィッドがチームのメンバーとしてではなく、インテル・マイアミCFの共同経営者としてアメリカに戻ってきました。この地での拠点として購入したのは、寝室が5つついて2,400万ドル(約34億円1,000万円)のラグジュアリーなコンドミニアム。亡くなった世界的な建築家、ザハ・ハディッドが設計した豪華マンション、ワン・サウザンド・ミュージアムの 最上階にあります。62階建てのペントハウスからはマイアミのスカイラインや大西洋岸の絶景が見えるのは当然のことながら、カスタムビルトのウォークインクローゼット、ホームジム、床から天井までのガラス窓を備え、広さも尋常ではありません。間仕切りのないオープンフロア形式は、すでに広々とした空間をさらに大きく感じさせてくれるので、家族が拡大する一家にとってはうってつけ。子どもたちがそれぞれに配偶者をみつけ、さらには孫まで生まれる可能性のあるベッカム夫妻にとっては、言うことなし、ですね?
Translation: mayuko akimoto From: House Beautiful