6mの高波予想も… 冬型の気圧配置で海上は大しけ 断続的な雨で”警報級大雨”の恐れも 佐渡汽船は23日のジェットフォイル全便欠航に【新潟県の雨と雪のシミュレーション・23日午前11時更新】
新潟県では西高東低の“冬型の気圧配置”となっていて、下越と佐渡の海上では非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みです。 新潟地方気象台は、下越と佐渡では23日昼前にかけて高波に警戒するよう呼び掛けています。また上越と中越では、23日夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒が必要です。 【画像】今後の雨と雪のシミュレーション(3時間ごと) 新潟県では断続的に雨が降っていて、一部では雨脚が強まっているところもあります。気象台は、雨雲が予想よりも発達したり停滞したりした場合は警報級の大雨となる可能性があるとしています。 今年1月の能登半島地震の影響で地盤の緩んでいるところがあることから、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあるということです。 海は大しけとなっていて、佐渡汽船は新潟と佐渡の両津を結ぶジェットフォイルについて、23日全ての便の欠航を決めています。一方、カーフェリーは全便就航予定としています。 雨や雪は25日(月)にはいったん上がる見込みですが、26日(火)の夜から前線や気圧の谷の通過で雨となりそうで、27日(水)にかけては荒れた天気となる恐れもあります。今後の気象情報に注意してお過ごしください。 ■雨の予想 ▼24日午前6時までの予想24時間降水量(多い所) 上越・中越 60ミリ 下越 50ミリ 佐渡 30ミリ ■波の予想 ▼23日に予想される波の高さ 下越・佐渡 6メートル うねりを伴う 上越 4メートル うねりを伴う 中越 3メートル うねりを伴う
新潟放送