第94回選抜高校野球 組み合わせ抽選会 木更津総合VS山梨学院 大会3日目 /千葉
<センバツ高校野球> ◇主将「日本一目指す」 18日に開幕する第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が4日、オンラインで行われた。木更津総合(6年ぶり4回目)は大会第3日第1試合(20日午前9時開始予定)で、山梨学院(山梨)と対戦することが決まった。同校は2年ぶり5回目の選出。【長沼辰哉】 木更津総合の中西祐樹主将(2年)は校内のコンピューター室で抽選会に臨んだ。新型コロナウイルス感染対策で、他の部員は練習グラウンドで待機した。 同一都府県の出場校は決勝まで当たらないようブロック分けされ、その後は予備抽選で決まった順に抽選が行われた。 木更津総合の抽選順は19番目。中西主将は少年野球で初めてもらった背番号だという「17番」のくじを引き、初戦が大会第3日の第1試合に決定。直後の20番目に山梨学院がくじを引き、対戦が決まった。 公式戦で山梨県勢との対戦は、2021年秋の関東大会1回戦で帝京第三を破って以来となる。 抽選会後のインタビューで、中西主将は「目標である日本一を目指し、自信を持って甲子園でプレーしたい」と意気込んだ。 初戦を突破すると、日大三島(静岡)と金光大阪(大阪)の勝者と対戦する。 ……………………………………………………………………………………………………… ◆山梨学院 ◇春夏通算13回出場 1956年創立の私立校。男女共学で計1049人の生徒が通う。幼稚園から大学まで系列の六つの教育機関がある。 野球部は57年の創部でセンバツは94年、夏の甲子園は95年に初出場。春夏通算13回の甲子園出場を決めており、ソフトバンクの明石健志選手など10人以上のプロ野球選手を輩出している。 打線は、秋の大会を通じて打率6割超をマークした1番・鈴木斗を中心につながりがある。主戦の右腕・榎谷は防御率1点台と安定した投球が強み。