1軍では“立場”が…崖っぷちのドラ1戦士(6)もう後がない”甲子園のスター“
プロ野球の世界では、ドラフト1位入団の選手には特に大きな期待が寄せられる。しかし、毎年新たにプロ入りする選手が誕生することもあり、思うような結果を残せないと、厳しい立場に置かれることも少なくない。そこで今回は、今季が“崖っぷち”のドラ1戦士を紹介する。
平沢大河(千葉ロッテマリーンズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:176cm/80kg ・生年月日:1997年12月24日 ・経歴:仙台育英高 ・ドラフト:2015年ドラフト1位 入団時から大きな期待がかけられていた平沢大河だが、思うような結果を残せないまま、今季でプロ9年目を迎えている。 仙台育英高時代には強打の遊撃手として高く評価され、ドラフトでは2球団が1位指名で競合。抽選の結果、千葉ロッテマリーンズへの入団が決まった。 プロ1年目から一軍デビューを果たすと、プロ3年目の2018年には外野手として積極的に起用され、自己最多の112試合に出場。打率.213、5本塁打、32打点、出塁率.328の成績を残した。 しかし、翌年以降は出場機会が減少。2020年から2年連続で一軍出場なしに終わるなど、不本意なシーズンが続いた。 昨季は57試合に出場したが、打率.170と寂しい数字に。今季は開幕からファーム暮らしが続いており、二軍でも目立つ成績を残せていない。 勝負の1年となるだけに、状態を上げて一軍で存在感を示していきたい。
ベースボールチャンネル編集部