侍ジャパン・藤平尚真「成長させてもらえた。もっと上を」 6試合で防御率0.00、奪三振率18.00
◇WBSCプレミア12 決勝 日本0―4台湾(2024年11月24日 東京D) 「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は24日、決勝戦が行われ、野球日本「侍ジャパン」は台湾に0―4で敗れ、2019年の第2回から2大会連続の優勝を逃して2位に終わった。1次ラウンドから参加チーム唯一となる無傷の8連勝で決勝まで進んだ侍ジャパンだったが、この敗戦により、国際大会は27連勝、強化試合を含む国際試合は34連勝でストップした。 【写真】<日本・台湾>9回、円陣を組む井端監督(中央)ら日本ナインだったが… 4点ビハインドの8回に登板した藤平尚真投手は、先頭打者に二塁打されながら後続をキッチリ抑えた。「負けた展開でしたが、ゼロでしっかり帰ってきて、チームにいい流れを持ってこれればと思いましたが、相手も本当に強いチームだったと思います」と語った。 6試合に投げて防御率0.00。セットアッパーとして活躍し、17日のキューバ戦では守護神・大勢の代役としてセーブを挙げた。「優勝できて本当に喜びわかち合いたいという思い強かったですが、自分個人としては成長させてもらえた大会、本当にもっと上を目指したいなと思った大会でした」と語った。 今季、楽天で救援に回り、47試合に登板とブレークした。さらなる飛躍を誓った。