鹿児島、2試合を残して1年でのJ3降格が決定…前節残留に望み繋ぐも長崎に敗れる
明治安田J2リーグ第36節が27日に行われ、鹿児島ユナイテッドFCのJ3降格圏内18位以下が決定した。 昨季のJ3を18勝8分け12敗の2位でフィニッシュし、2019年以来5季ぶりにJ2へと昇格した鹿児島。しかし、シーズン序盤から勝ち点の取りこぼしが目立ち、第17節終了後に大島康明監督を解任。浅野哲也監督体制で残留を目指したが、夏の中断明け以降8連敗を喫するなど苦しい状況が続いていた。 そんななか、第36節では敵地で3位のV・ファーレン長崎と対戦。引き分け以下で降格が決定する一戦は、14分に名倉巧に先制点を許すと、43分にはマテウス・ジェズスに追加点を許した。 さらに、57分にはマテウス・ジェズスに追加点を奪われると、61分には田中渉が1点を返したが、81分に増山朝陽にゴールを決められ、このまま1-4で試合は終了した。 この結果、暫定17位・大分トリニータとの勝ち点差は「8」のままに。鹿児島は2試合を残して、J3降格圏内18位以下が確定した。今シーズンのJ2では、現在20位に沈むザスパ群馬もJ3降格圏内の18位以下が確定している。
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