米スター歌手(55)、たった1日で"母と姉"を両方亡くす悲劇に...。「プライバシーを尊重してくれることに感謝」
マライア・キャリーが1日のうちに大事な人を2人亡くすこととなった。マライアは『People』に声明を出し、母パトリシア(87歳)と姉アリソン(63歳)が週末に亡くなったと明かした。どちらも死因は発表されていない。 【写真】マライア・キャリー、120キロあった体重から激減...!壮絶なダイエットに成功か 「この週末に母を亡くし、悲嘆に暮れています。悲しいことに、同じ日に姉も亡くなりました」。 マライアは、そばにいて母を看取ることができたという。「母が亡くなる前の1週間を一緒に過ごすことができて幸せに思います。この大変辛い時に、皆さんからの愛と励まし、プライバシーを尊重してくださることに感謝します」とマライア。 母パトリシア・キャリーはクラシックの教育を受けたオペラ歌手でありボーカルコーチ。マライアにデビュー曲『Vision of Love』のボーカルを最初に指導したのも彼女だった。 しかしながら、マライアと母の関係は複雑なものだった。マライアは2020年に出版した回想録『The Meaning of Mariah Carey(原題)』を母に捧げ、「私の母パットへ、ずっと最善を尽くしてくれたと信じている。私もずっとあなたを愛している」と書いていた。 パトリシアはアルフレッド・ロイ・キャリーと結婚し、モーガン、アリソン、マライアの3人の子どもを持った。両親の離婚に際し、アリソンは父に、マライアとモーガンは母についた。(アリソンは2020年、パトリシアから性的虐待を受けたとして母を告訴している) 大人になってから、マライアは姉とほとんど交流がなかったが、回想録に「アリソンは家庭内の多くの“不安”に耐えた」と書いている。 「私は当時の家庭の状況が、アリソンの少女時代に影響を与え、脱線させたことをよく知っている。彼女は、家族が壊れ、両親がお互いに攻撃しあっていることに完全に気づいていた。彼女は家族が破滅に至る痛みを全て吸収し、耐えていた」と。さらにマライアはアリソンについて、「非常に知的で好奇心があり、学ぶことが大好きだった」と加えていた。
From Harper's BAZAAR.com