パリで失踪の韓国人男性、実は現地外国人部隊で訓練…家族に内緒で入隊
【09月23日 KOREA WAVE】パリ旅行中に連絡が途絶え、現地の韓国大使館も所在確認に乗り出していた韓国人男性(30代)が、実は家族に内緒で現地の外国人部隊に入り、訓練を受けていたことがわかった。本人が19日、自身のSNSに、フランス外国人部隊の軍服を着て撮影した写真数枚とともに近況を伝え、発覚した。 男性は4月19日、フランスを一人で旅行し、エッフェル塔の写真をSNSにアップした後、家族との連絡が途絶えた。家族は連絡が2週間、途絶えたため、現地警察に通報し、韓国大使館も5月初め、SNSに「行方不明者を探している」と書き込んだ。5月4日には、ある情報提供者から「男性は無事」と通報があったが、具体的な内容は知らされなかった。 こうした状況の中、本人が19日、SNSに次のように投稿した。 「外部との連絡が遮断された場所で6カ月間の訓練を受けていたため、書き込みが遅れた。フランス外国人部隊員になった。家族と円滑なコミュニケーションを取らず、騒がせてしまったのは、私の落ち度だ」 大使館は「男性の身体に異常はない」としている。 フランス外国人部隊は、外国人が入隊するフランス陸軍正規部隊で、一定の身体条件を持つ満17歳~満39歳6カ月まで志願できる。今回の男性のように、過去にも韓国人がフランスの部隊に入り、連絡が途絶えるケースが数回あったという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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