JFE鋼板が金属屋根とシステム鉄骨セット販売。「災害に強い」商品の利点、相乗効果発揮
JFE鋼板は、建材の主力商品である「ジョイント立平」などの金属屋根と、建物の構造体となるシステム鉄骨「フレームキット」を「災強(さいきょう)パッケージ」としてセット販売する取り組みを開始する。 同社では、これまで金属屋根とフレームキットをそれぞれ別の部門で販売していたが、昨今の多発する異常気象などを踏まえ、高耐震や高耐久、防雨・防火、狭小地といった、災害に強い建材商品の利点を掛け合わせて最大限の相乗効果を発揮させるため、両商品をパッケージにした提案活動に乗り出す。 特に介護施設や集合住宅などに最適と考えており、一連のパッケージを通じて、大切な資産である建物を「より強く」「より長く」維持していくサポートを目指す。商標登録を出願中にあり、今後は展示会などで積極的にPRする予定。関東から着手し、順次エリアの拡大を検討していく。