日本の女子プロレスに魅了された1人のアメリカ人が叶えた大いなる夢!ロサンゼルス発の女子プロレス『KITSUNE』が日本初上陸!
今大会には現在の女子プロレスシーンに於けるトップ選手やレジェンド選手も数多く参戦していたが、メインを託されたのはウナギ・サヤカ&宝山愛&杏ちゃむvs本間多恵&Aoi&Yappyという若手世代を中心とした6人タッグマッチ。 KITSUNEの次世代エースの座を狙うべく全員が激しい自己主張を行う熱い試合展開が続く中、この試合がデビューしてから初めてのメインであるという宝山が躍動。そんな宝山をウナギ&杏ちゃむがサポートして終盤には完全に試合を支配。最後はウナギがYappyをスライディングTANAKAで沈めた。 試合後、マイクを取ったウナギはこの日がエリックさんの誕生日であることを明かし、サプライズで花束をプレゼント。会場全体で『Happy Birthday to You』を歌って祝福するという多幸感あふれるエンディングとなった。 大会を終えたエリックさんは、「本当に最高の夜だった。とても楽しくて、今はこの気持ちを言葉に現すことはとても難しい。彼女たちは普通では考えられないほどの素晴らしいショーを見せてくれた。今夜のことは始まりに過ぎません。次のショーではもっとクールなことをやるつもりです。次がいつになるかは分からないですけど、次のショーにはアメリカのレスラーを連れてくるつもりです。アメリカでやるのと同じように、ここ日本でも、日本とアメリカの才能ある選手たちが対戦をしていく予定です。私は日本の女子プロレスを本当に愛しています。アメリカのレスリングも相当にレベルが高いものですが、日本のプロレスはそれに勝っているところもたくさんあります。彼女らはただただクールで、ただただ最高に面白い。アメリカで見るものよりも私を熱狂させてくれる」と人生最高の誕生日を過ごせたことの喜びを語った。
KITSUNEはアメリカ風にローカライズしたものを提供するのではなく、“日本の女子プロレス”をそのまま表現することを追究している。今大会の内容は日本でプロレスを見ている日本のプロレスファンにとっては全く新鮮味が無いものであったが、それがむしろ成功の証であり、一番大切なことだと言える。 日本の女子プロレスの精神やエッセンスを真に理解し、“日本の女子プロレス”をそのままアメリカで発信できるKITSUNEが誕生したことにより、この文化はさらに世界へと広まっていくだろう。
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