井上尚弥をボブ・アラム氏が改めて絶賛「これまで見た中で最高のファイター」
米大手プロモーター・トップランク社のボブ・アラムCEO(92)が、契約選手であるスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)を改めて絶賛した。 【写真】東スポ1面を手にする井上尚弥 井上は6日の防衛戦(東京ドーム)でルイス・ネリ(メキシコ)にTKO勝ちし、ボクシング専門誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最新ランキングで1位へ返り咲いた。9月には、IBF&WBO同級1位サム・グッドマン(25=オーストラリア)との対戦が浮上している。 そんな中、アラム氏は格闘技リポーター、ジャイ・マカリスター氏の取材に、井上について言及し、最大級の賛辞を送った。「井上はPFPで世界最高のファイターであるだけでなく、私がこれまで見た中で最高のファイターだ。どの階級であろうと、60年近くボクシングに携わってきたが、井上のような選手は見たことがない」 この発言を受け、ネット上では「アラム氏の意見に同意したい。モンスターのような〝戦闘機〟を見たことがない」などと同意する声が複数見られた。その一方で「東京ドームを完売させたプロモーターが、井上を3番目とか4番目だとでも言うのだろうか? ボブさんは何年か前にロマチェンコについて同じこと言ってたよ」と皮肉交じりのリアクションもあった。 リップサービス込みの可能性があるのはともかく、アラム氏がモンスターを高く評価しているのは間違いない。
東スポWEB