自民党総裁選挙 上川大臣は立候補できるのか 静岡県内選出議員の動向は
自民党総裁選をめぐり、静岡県内選出の牧野参院議員と若林参院議員の2人が上川陽子外務大臣を支持する方向で検討していることが分かりました。 22日朝、報道陣が待ち構える中で登庁した、衆院静岡1区選出の上川陽子外務大臣。 Q.総裁選に向けた準備状況は 外務大臣 上川陽子氏(71) 「今日は国際情勢が今すごく動いている最中なのでしっかり公務を果たしてまいりたいと思っております」 Q.推薦人20人の確保は? (答えずエレベーターへ) 出馬のハードルとなる、20人の推薦人の確保。 同じ岸田派から林芳正官房長官も出馬の意向を固め、来週27日にも正式表明する見通しで、推薦人を確保できるかは不透明な情勢です。
果たして、上川氏は総裁選に立候補できるのか。 ポイントのひとつは、静岡県内選出議員の動向です。 関係者によりますと、牧野京夫参院議員と若林洋平参院議員の2人が、上川氏を支持する方向で検討していることが新たに分かりました。 すでに県連会長の井林辰憲衆院議員と岸田派の深澤陽一衆院議員が支持の意向を明らかにしていて、静岡県内選出7人のうち、支持が過半数を超える見通しとなりました。
22日午後、岸田総理との面会後、報道陣の取材に応じた上川氏は。 Q.総理とは今日どのような話をされたんでしょうか? 外務大臣 上川陽子氏(71) 「インドに出張に行きまして、その帰国報告ということでさせていただきました。総理からは私の新しい挑戦について、大変力強い励ましの言葉をいただくことができました。私としては、外交と内政は表裏の関係にあるということ、そして、やはりこれから日本の顔になる。新しい顔になる。そうした存在が必要であるということ。今は一途に仲間を増やすという形で活動を、このチームの中での力を借りながら広げていきたいと思っています」