「バッチリなので全部出ます」ソフトバンク栗原陵矢が世界一へフル稼働宣言 本職三塁に加え一塁も準備へ【侍ジャパン】
国際大会のプレミア12に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の栗原陵矢内野手(28)=ソフトバンク=ら日本シリーズに出場した4選手が8日、合流した。9、10日のチェコとの強化試合を前に、バンテリンドームナゴヤで全体練習を行った。 ■侍主砲候補がモデル妻と〝新婚2ショット〟【写真】 栗原は見慣れぬ背番号「23」のユニホーム姿で気持ち新たにした。「今日改めてユニホームを着て、全員で集まってやった中で、すごい切り替わった。世界一に向けてしっかりやっていこうっていう気持ちになりました」。日の丸を背負って戦う抱負を語った。 この日は本職の三塁に加え、一塁の守備練習も行った。井端弘和監督からはさまざまな起用法を想定し準備するように伝えられたという。日本シリーズでの無念の敗戦からわずか5日後の合流。それでもさまざまな役割をこなす覚悟だ。「(状態は)バッチリなので全部出ますと話を(井端監督に)した。しっかりと存在感を出せていけたら」。 2021年の東京五輪に出場して以来の日本代表。ユニホームに袖を通した。あれから3年たって28歳となり、今回の代表では4番目に年長者となった。「みんなが本当に同じ目標に向かってやっていく。別に年齢は関係ないと思います。全員で向かっていきたい」。あのときと変わらずがむしゃらに世界一に突き進む。(鬼塚淳乃介)
西日本新聞社