「リードを守りきれず降板して申し訳ない」緊急降板後に初先発のロッテ・佐々木朗希が6回8奪三振も5四球4失点で4敗目
◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム4ー3ロッテ (22日、ZOZOマリンスタジアム) プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が“緊急降板”後に初先発。6回4失点の結果となりました。 【画像】佐々木朗希投手と504日ぶりにバッテリーを組んだ松川虎生選手 15日の日本ハム戦の2回、淺間大基選手が打った打球が左アキレス腱付近に直撃し、わずか16球で緊急降板した佐々木投手。そこから中6日で同じ相手・日本ハム戦に先発しました。 初回、先頭の水谷瞬選手に対して3球目に161キロのストレートを投じた佐々木投手。すると球場がどよめきました。その水谷選手からフォークで空振り三振を奪うと、2番松本剛選手、3番淺間大基選手をそれぞれ初球で内野ゴロに仕留め、初回をわずか6球で切り抜けます。 しかし、ポランコ選手のホームランで2点を先制して迎えた2回、無死2塁のピンチを招くと、レイエス選手にライトへタイムリーヒットを打たれ1点を返されます。それでも、その後、マルティネス選手、梅林優貴選手、水野達稀選手をいずれもフォークボールで3者連続空振り三振を奪います。 ところが、3回、先頭の水谷選手を四球で歩かせると、プロ初盗塁を決められ無死2塁のピンチとなります。その後、1死1、2塁となり迎えるは清宮幸太郎選手。2球目をライトへはじき返され得点を許すと、さらにレイエス選手の犠牲フライで、この回に2点を奪われます。 5回も先頭の淺間選手に内野安打を許し無死1塁となると、再び清宮選手にレフトへ2ベースヒットを打たれ1点を許しました。 6回92球を投げ、被安打6、8奪三振、与四球5、4失点(自責点4)でマウンドを降りた佐々木投手。球団を通じて「先制してもらいましたが、リードを守りきれず降板してしまい申し訳ないです」とコメントしました。 チームもその後、追いつくことができず、4対3で敗れ、佐々木投手も4敗目(6勝)。ロッテは痛恨の4連敗で2位日本ハムとのゲーム差も『3』に広がりました。