中山美穂さんのトシちゃんとの“ハワイ逃避行” 当時のマネージャーは「上手にやってくれればよかった」 今だから話せる“秘話”とは
「現場では誰かと喋るというより、撮影に備えていた」
最後の出演映画となった「死刑にいたる病」の白石和彌監督が語る。 「中山さんは僕が映画監督になる前からトップアイドル。その頃からずっと大好きでした。彼女が演じたのは、消え入りそうな母親の役。現場では誰かと喋るというよりは、そのシーンの撮影に備えて、じっと演技を考えておられた。特別な存在でした。また機会があれば作品に出てもらって、一緒にやりたいなと思っていたのですが……」 新作に触れる機会は、永遠に失われてしまった。 前編【「部屋を見回しても美穂の姿が見当たらず…」 中山美穂さんの事務所社長らが明かす発見時の様子と、デビュー当時の純朴な素顔】では、第一発見者となった事務所社長が明かした当日の模様や、彼女を古くから知る人物たちに聞いた、中山さんの素顔について報じている。 「週刊新潮」2024年12月19日号 掲載
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