元駐ペルー大使の青木盛久氏が死去、85歳…公邸占拠事件で127日間人質に
元駐ペルー大使の青木盛久(あおき・もりひさ)氏が9日、死去した。85歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻、直子さん。 【写真特集】亡くなられた方々 追悼2024年
1963年に外務省入省。国際協力事業団(現・国際協力機構)の青年海外協力隊事務局長などを歴任した。駐ペルー大使だった96年12月、日本大使公邸が左翼ゲリラのトゥパク・アマル革命運動(MRTA)によって占拠された。自らも127日間、人質になり、後に特殊部隊の突入作戦で解放された。
その後はアフリカ紛争問題担当大使や駐ケニア大使などを務めた。