洗面台やタンクに便座まで…公衆トイレ破壊が栃木市で相次ぐ、隣の鹿沼市でも同様7件
栃木市が管理する市内5か所の公園・広場で、トイレの洗面台やトイレタンク、便座などが壊される被害が9月から11月にかけて計6件あった。市では栃木署に被害届を出す一方、注意喚起を促すポスターを掲示するなどの対策をしている。 【写真】接着剤が付けられ、封鎖された公園の滑り台
市によると、9月に西方総合公園中央広場の多目的トイレで洗面台と鏡が壊されたのをはじめ、市内の多目的トイレなどで10月に2件、11月3件の被害があった。被害額は計約180万円にのぼり、現在も一部が利用できない状態だ。トイレタンクや洗面台は陶器製で簡単には壊れないため、市はハンマーのようなもので破壊されたとみている。
鹿沼市でも7月から9月までの間に、同様の被害が計7件起きているという。