レーティング:マンチェスター・シティ 0-0 アーセナル【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第30節、マンチェスター・シティvsアーセナルが3月31日にエティハド・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽マンチェスター・シティ採点 GK 18 オルテガ 6.0 被枠内シュートはわずかに2本だったが、的確な飛び出しや安定したハイボール処理を見せた。エデルソンの代役として申し分ない出来だった DF 25 アカンジ 6.5 右サイドバックでスタートもアケ交代後はセンターバックでプレー。攻守両面でそつなくプレーし、相手のカウンターに対して素晴らしい対応も見せた 3 ルベン・ディアス 6.5 ハヴァーツを試合から締め出す。無難にボールを捌きながらリスク管理も徹底されていた 6 アケ 5.5 立ち上がりから攻守に安定したプレーをみせ、セットプレーからゴールに迫ったが、前半半ばに右ふくらはぎの負傷で無念の交代… (→リコ・ルイス 5.5) 先発起用も予想された中、アケのアクシデントで前半にスクランブル投入。攻撃面では偽SBでアクセントを付けたが、相手のロングボールに対して劣勢を強いられた 24 グヴァルディオル 6.5 前後半で攻撃面では異なる役割を担いながらまずまず奮闘。肝心の守備では持ち味のアスリート能力を遺憾なく発揮し、再三の好守でチームを助けた MF 20 ベルナルド・シウバ 6.5 試合を通して攻守両面で気の利くプレーを見せ続けたが、最後の局面では決定的な仕事に至らなかった 16 ロドリ 7.0 世界屈指のタレント揃いの一戦においても際立つクオリティを示した 17 デ・ブライネ 6.0 後半は躍動感のあるプレーを見せ始めたが、負傷明けということもあってベストに比べるとキレや精度で劣った 8 コバチッチ 6.0 低い位置でビルドアップをサポート。際どいミドルシュートなど攻撃面で見せ場も作った (→グリーリッシュ 5.5) ボールの収まりは良かったが、崩しの起点とはなれなかった 47 フォーデン 5.5 最低限の仕事は見せたが、左ウイングでのプレーも影響したか、普段に比べて窮屈なプレーを強いられた (→ドク 5.5) 幾度か単騎突破で見せ場を作ったが、最後の判断・精度は引き続き課題 FW 9 ハーランド 5.5 ストライカーにとっては難しい試合であることは間違いなかったが、相手守備陣のソリッドな対応に抑え込まれた 監督 グアルディオラ 5.5 前後半で様々な策を講じて優勢に試合は運んだが、求めた結果を得られず ▽アーセナル採点 GK 22 ラヤ 6.0 難しい対応は少なかったが、したたかに時間を進めながらクリーンシートを達成 DF 4 ホワイト 6.5 前半は要所で良い攻撃の絡みを見せたが、サカの苦戦によって守備重視のプレーに。後半の守勢の場面では冷静な対応でピンチの芽を積んだ 2 サリバ 7.0 マイボール時はやや窮屈なプレーを強いられたが、守備では地対空のデュエルで無類の強さを発揮。際の部分でも判断も素晴らしかった 6 ガブリエウ 7.0 ハーランドと見応え十分のマッチアップを見せた。前半はキヴィオルへのカバーを含め出色のパフォーマンス 15 キヴィオル 5.5 攻守両面でこのレベルでは粗さが見受けられたが、周囲のサポートを受けながら大きく崩れずに役目を終えた (→冨安健洋 5.5) やや試合勘のなさを感じさせる場面もあったが、終盤のドクの突破を見事に阻むなど無失点に貢献 MF 8 ウーデゴール 6.5 前半はチーム同様に攻撃面でストレスを感じるプレーとなったが、後半は献身的な守備に加え、正確なスルーパスでチャンスも演出 20 ジョルジーニョ 6.0 自身が得意とする形の試合展開とはならなかったが、ベテランらしく守備のところでは的確なポジショニングと判断で穴を作らず (→トーマス 5.5) 一度決定機の起点となり、守備ではフィルター役をきっちりこなした 41 ライス 6.5 攻撃面ではプレースキックを含めてなかなか良さを出せなかったが、守備ではデ・ブライネらによく食らいついてディフェンスラインと共に奮闘 FW 7 サカ 5.5 ギリギリのコンディションでのプレーとなり、違いを生み出せず。終盤に負傷交代 (→マルティネッリ 5.5) 珍しい右サイドでのプレー。大きな見せ場は訪れず 29 ハヴァーツ 5.5 攻撃面ではチーム全体の問題もありほぼ見せ場を作れず。ただ、守備の局面では勤勉に与えられた役目をこなした 9 ガブリエウ・ジェズス 5.5 古巣相手に守備で奮闘。攻撃では幾つかのチャンスで仕留め切れなかったが、空中戦での起点となるなど及第点 (→トロサール 5.5) カウンターから決定機に顔を出したが、相手の守備を上回れず 監督 アルテタ 5.5 難所で割り切った戦い方を選択し、最低限の勝ち点1を持ち帰る結果に ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ロドリ(マンチェスター・シティ) アーセナルのセンターバックコンビも素晴らしい守備のパフォーマンスを披露したが、攻守両面の存在感という部分でシティの司令塔をMOTMに選出。猛者ぞろいの一戦においても、ひとつひとつのプレー精度精度、判断力で違いを示した。 マンチェスター・シティ 0-0 アーセナル
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