意外な□珍客□も? 跨り試乗もできる「まるで装甲車」なヤマハ『駆動125』が東京コミコンに出現
世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミコン2024」が12月6日、幕張メッセで開幕した。アメコミ、映画、ポップカルチャーの祭典として国内外にファンの多い同イベントに、バイクメーカーのヤマハ発動機が初出展している。独自の世界観をもつアクセサリーブランド「中央町戦術工芸」とのコラボレーションで、SF作品から飛び出してきたかのような唯一無二の『MT-125』が誕生。独創的な出で立ちで来場者を賑わせている。 詳細画像:「まるで未来の装甲車」な装甲弐輪試作機『駆動125』
◆バイクの新たな魅力を訴求する「中央町戦術工芸」とのコラボ
ヤマハと中央町戦術工芸とのコラボレーションは、「Dynamic Art Project」 by YAMAHA MOTORと名付けられたアートプロジェクトの一環。オブジェや映像、イベントなど様々な表現やコンテンツを通して、人の心を「動かす」ことを目指しているという。Dynamicという言葉に含まれるエネルギーを感じさせる要素や、留まることなく変化していく要素に基づき、「型にはまらない様々なプロジェクトを通して、何か動き出すきっかけを提供していきたい」と活動を開始。
今回のコラボは同プロジェクトの第2弾として企画されたもの。中央町戦術工芸は、テクノロジーとキャラクターデザインをベースにしたアクセサリーブランドで、多数の独自技術を開発しながら「旧来の『こうでなければ製品にならない』という思い込みをすべて捨て、製品化可能レベルとは何か、という部分をゼロから手探りしつつ開発を行っている」ブランドだ。今回のコラボでは、同ブランドらしいSF的なモチーフをふんだんに取り入れたMT-125、限定アイテムを製作。人気イラストレーター「いわこ脳」氏による限定キャラクターも製作され、バイクの新たな魅力を訴求する。
◆意外な「珍客」も? 跨り試乗できる『駆動125』
MT-125がベースとなった車両の名前は「装甲弐輪試作機『駆動125』」。SF映画やアニメに登場する近未来の装甲車のようなルックスが特徴だ。MT-125が持つ都会的で質実剛健なスタイルに、「急造仕様の装甲や補強パーツを増設していくことで、試作機のようなラフで力強い方向に大きくイメージを変えることを目指した」という。