リフト取り付け 雪に期待 立山山麓スキー場
富山市原の立山山麓スキー場で21日、リフトの取り付け作業が始まり、作業員が安全点検を行いながら、シーズンの到来に備えた。「極楽坂」「らいちょうバレー」の両エリアで、12月初旬までに全7基のリフトで準備を整える。 12月14日の営業開始を控え、大山観光開発の山元政彦社長は「昨季は暖冬と地震の影響で、来場者は8万3千人にとどまったが、今季は平年並みの12万人を見込む。早めの降雪に期待したい」と話した。 ●県内雨、氷見2.2度 21日の富山県内は気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、所々で雨が降った。最低気温は氷見市で2・2度、上市町で4度だった。最高気温は高岡市伏木で16・8度、富山市中心部で16・3度など11月上旬~中旬並みだった。 富山地方気象台は、22日は大気の状態が非常に不安定となると予想し、夜遅くにかけて急な強い雨や落雷、竜巻などに注意するよう呼び掛けた。