中日・井上監督 来春Cは日替わりキャプテン制導入「いろんなことが見えてくる」
中日・井上監督が、来年2月1日から沖縄で始まる春季キャンプで、「日替わりキャプテン制度」を導入する考えを明かした。 「阪神の時にやらせてもらったけど、キャプテン1日制と自己PRは、やってみようかなと考えている。みんなの前で話をさせる。その人の考え方やモチベーション、取り組む姿勢など、いろんなことが見えてくるので」 日替わりキャプテン制度は、指揮官が阪神の打撃コーチだった20年の春季キャンプで提案し、当時の矢野監督が採用したもの。練習前に実施予定の自己PRと合わせて、首脳陣サイドにとっては、選手個々の人間性や性格を把握することにつながるとともに、ナインには責任感を植え付けて自覚を促す狙いだ。 「“こういう人間なんだ”というね、そういう発見ができるという意味では、自己PRの2~3分だけでも、いい時間だと思う」と指揮官。3年連続最下位からの逆襲へ、結束力を高める構えだ。