仏独外相がシリア訪問 暫定政府指導者と会談へ
【エルサレム共同】フランス、ドイツの両外相は3日、シリアの首都ダマスカスを訪れた。暫定政府を主導する過激派「シリア解放機構(HTS)」のアハマド・シャラア(通称ジャウラニ)指導者と会談する予定。中東メディアが伝えた。暫定政府はアサド政権崩壊後の国家再建に向け、外交を活発化させている。 ドイツのベーアボック外相はX(旧ツイッター)に、宗教や民族を問わず全シリア人が政治参画できてこそ「新たな始まりとなる」と投稿した。 暫定政府のシェイバニ外相とアブカスラ国防相は2日、初の公式外国訪問としてサウジアラビア入りした。